関西スーパーの統合どうなる 差し止めに異議申し立て、徹底抗戦へ

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栗林史子
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 関西スーパーマーケットは24日、エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングとの経営統合を差し止める神戸地裁の仮処分決定を不服として、同地裁に保全異議を申し立てた。統合案をめぐる株主総会での賛否の集計手続きは適切だったとして争う構えだ。

 統合の差し止めは、関西スーパーに買収意向を示す首都圏地盤のスーパー「オーケー」が申し立てた。地裁は22日、総会での手続きについて「法令違反または著しい不公正がある」とオーケーの主張を認定した。

 関西スーパーは24日、「(差し止めの)申し立てが認められる理由はなく、直ちに是正されるべきものと考えており、引き続き、本総会の適法性及び公正性を明らかにしていく」との談話を出した。異議申し立て審理の結果、関西スーパーかオーケーのうち主張が退けられた側が大阪高裁に保全抗告を申し立てる見通し。統合のための株式交換は12月1日を予定しているため、今月中には司法判断が出るとみられる。

 H2Oとの統合は、10月29日の関西スーパーの臨時株主総会で承認された。その後、法人株主が投じた「白票」を、本人の申し出を受けて投票締め切り後に「賛成票」の扱いに変更していたことが判明。その結果、統合案の可決ライン(議決権の3分の2)をかろうじて超えていた。

 司法手続きで統合が認められない場合、次の焦点は関西スーパーの出方だ。

 対抗策として有力なのは、再…

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