猫は液体?気体? 「陰謀論、闇落ち…」 KIRINJIが語る

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定塚遼
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 多くのミュージシャンがリスペクトする「ミュージシャンズ・ミュージシャン」の代表格として知られるKIRINJI(キリンジ)。12月の新アルバムの詞に含まれた「陰謀論」や「闇落ち」に関しては、身近なミュージシャンでも陥った人がいたという。このほか、猫は液体であり、気体であるという新説を唱える楽曲「気化猫」や、兄弟バンドにおける弟の脱退理由などについて語る。

 1998年に、弟・泰行との兄弟ユニットとしてメジャーデビューし、泰行の脱退後の2013年からはバンド編成に移行した。昨年末にバンド活動を終了し、KIRINJIの屋号は兄の堀込高樹が1人で背負うことになった。

 緻密(ちみつ)に意表を突くように構築された浮遊感のあるサウンドと、暗喩に満ち、辞書にない言葉を生み出し続ける詞世界は「キリンジワールド」とも呼ばれる。

 バンドの終了の理由については、メンバーそれぞれが他の活動に忙しく、スケジュールを合わせにくいことや、バンド編成に応じた楽曲構成をしないといけないことで、楽曲制作の自由度が下がることを挙げた。

 また、「KIRINJI」の屋号を掲げ続けることについては、「『堀込高樹』としてソロをやると、自分が前に出ないといけなくなる。でも、『KIRINJI』の屋号の中だと、必ずしも自分が前に出なくても良いし、極端な話、メンバーは今は1人だけど、10人にしてもいい。そういった意味で自由度が高い」と語る。

 「闇落ちしてるんじゃない?」「まさかの陰謀論 染まっちゃってたりしたりして?」。12月8日に発売する新作「crepuscular(クリパスキュラー)」の「first call」では、KIRINJIにしてはいささか直截(ちょくせつ)的な言葉が並ぶ。

記事の後半では、陰謀論やフェイクニュースなど「ヤバそうなが目に付くのはなぜか」と考え、解決の糸口を考える。また、「猫は液体である」という学説を聞いて、「気体にもなりうる」と思って作った曲「気化猫」や、弟がキリンジを脱退した理由について語る。

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