11月26日はいい風呂の日 番台や脱衣場再現した銭湯博、大阪で

藤本久格
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 あべのハルカスに銭湯が出現――。11月26日の「いい風呂(1126)の日」にちなみ、あべのハルカス近鉄本店・タワー館7階(大阪市阿倍野区)で、「令和の大阪銭湯博 2021」が開かれている。番台や脱衣場などを再現し、銭湯の雰囲気が味わえるほか、銭湯のオリジナルグッズも販売している。28日まで。入場無料。

 地域に根ざした銭湯文化の魅力を多くの人に知ってもらおうと、大阪府公衆浴場業生活衛生同業組合や、「カウブランド赤箱」石鹼(せっけん)で知られる牛乳石鹼共進社などが開いた。

 会場入り口には、実物大の番台を設置。番台に座って記念写真を撮ることができる。会場では、銭湯の歴史や銭湯にまつわるプチ情報をパネルで紹介。銭湯絵師の丸山清人さんが描いたペンキ絵や、昭和期の銭湯をモデルにしたジオラマ模型などを展示している。銭湯でのマナーや楽しみ方を紹介した動画も放映している。

 物販コーナーでは、府内にある各銭湯がつくったオリジナルタオルやTシャツ、サウナで使う帽子、銭湯でなじみの深いケロリン桶(おけ)などを販売している。

 企画した同組合の森川晃夫さん(46)は「内風呂の普及で、銭湯に行ったことがない人も多い。会場で銭湯の魅力に触れることが、実際に足を運ぶきっかけになれば」と期待する。

 協賛する牛乳石鹼共進社の上野正雄さん(61)は「銭湯は若者にとっては昭和ブームの象徴として、シニア世代には郷愁を誘う場所として静かな人気になっている。銭湯はストレスを解消でき、非日常を味わえる空間でもあるので、銭湯博でその魅力を体感してほしい」と話す。

 時間は午前10時~午後8時。(藤本久格)