園児の絵、壁面に投影 笛吹市に完成「みんなの広場」

永沼仁
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 石和温泉の近くで山梨県笛吹市が整備を進めていた「笛吹みんなの広場」が、今月完成した。隣接するビルの壁面には、市内の園児の絵などが投影されるプロジェクションマッピングが行われており、話題になっている。

 広場は、NTTのグラウンド跡地で約2・2ヘクタール。駅と温泉街をつなぐ場所にあり、集客に向け市が約4億円で購入、約9億3千万円をかけ公園として整備した。ヘリポートなど防災機能も備え、トイレのほか大きな屋根の付いたスペースもある。

 20日に開かれたオープニングイベントでは、野菜やワイン、雑貨を販売するブースやスポーツの体験コーナーなどが設けられ、屋根の下では地元の高校生らが太鼓の演奏などを披露した。

 温泉のPRに向けて取り組んだのが、建物などに画像を投影するプロジェクションマッピングだ。公園に接してNTTのビルがあり、市を紹介する画像や市内の園児たちが描いた絵が、壁面全体に次々と映し出される。

 ビルの高さは約17メートル、幅約30メートル。3方から投影しており、市の担当者は「市民を含め、まず広場のことを知ってもらいたかった」と話す。子どもの絵を見に来た家族連れは「迫力があって驚いた。現代アートのように楽しめる」と感心していた。

 投影は来年1月23日まで。午後5時から午後7時まで。(永沼仁)