北風に負けない 四万十川の河川敷で児童がマラソン

笠原雅俊
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 高知県を流れる四万十川の河川敷で24日、四万十市の具同小学校の伝統行事である「校内ピッタリマラソン大会」が開かれた。冷たい北風の中、全学年の児童388人が元気に走った。

 この大会は具同小が開校したころから、児童の健康と体力増進のために始まった長い歴史がある。四万十川に架かる赤鉄橋の下の緑地をコースに、学年別に男女分かれて1キロ~3キロを走り、タイムを競う。

 また、15年ほど前から、大会前に児童が同じコースを走り、自身の目標タイムを決めて、そのタイムに近い「ぴったり順」に1位~6位を表彰することにした。全員が自分の目標に向かって努力する気持ちを育てる願いを込めて大会名も「校内ピッタリマラソン大会」としたという。

 晩秋の晴れ間となったが時折、小雨も舞う天気。赤鉄橋の上空に鮮やかな虹も架かった。校長先生が手にしたピストルの号砲で児童が次々とスタート。沿道では両親や祖父母が「ガンバレー」と声援を送った。ビデオカメラやスマホで子供の走る姿を撮影する光景も見られた。

 4年生で1位になった新開天斗君(10)は「ラストは向かい風が強かったけどトップになれてうれしい。大会新記録になるかどうかドキドキします」と笑顔で話した。(笠原雅俊)