ポスト・メルケルはショルツ氏に ドイツの3党、連立政権樹立で合意

小早川遥平
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 9月のドイツ総選挙で第1党になった中道左派社会民主党(SPD)、第3党の緑の党、第4党の自由民主党(FDP)の3党が24日、連立政権樹立について合意に達した。これを受け、4期16年務めたメルケル氏に代わり、社民党のショルツ財務相が新たな首相に就く見通しになった。

 3党は総選挙後、政権樹立に向けた交渉を進めていた。先月発表した大枠合意に基づき、最低賃金の時給12ユーロ(約1550円)への引き上げや気候変動対策、社会のデジタル化に向けた投資などに取り組むとみられる。

 新政権は各党内での手続きなどを経て、12月に発足する見通し。これまではメルケル氏が所属する中道右派キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と社民党による連立政権だったが、CDU・CSUは総選挙で大敗し、第2党にとどまった。メルケル氏は首相退任後に政界を引退する。(小早川遥平)