京都・南座で「まねき上げ」 年の瀬恒例、コロナ禍で日程公表されず

権敬淑
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 歌舞伎発祥の地とされる京都の南座京都市東山区)で25日、年末恒例の公演「吉例顔見世(かおみせ)興行」を前に、出演者らの名前が書かれた看板を掲げる「まねき上げ」があった。「大入り」を祈る冬の風物詩だ。

 掲げられたのは人間国宝片岡仁左衛門さんや、松本幸四郎さん、片岡愛之助さんらの名前が独特の「勘亭流」書体で記された看板54枚。新型コロナウイルス対策で密を避けるため、昨年に続いて実施日は事前公表されなかったが、午前9時過ぎに劇場正面に並べられると、観光客らが見入っていた。

 顔見世は12月2日から23日まで。上演日数は例年並みだが、新型コロナ対策で座席数は6割に減らす。(権敬淑)