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がん診断、コロナ下で前年比6万件減 2020年、大規模調査で

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熊井洋美、編集委員・辻外記子
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 2020年に全国でがんの診断を受けた数が、前年に比べて5・9%、約6万件減少した。国立がん研究センターが26日付で発表した。新型コロナウイルス感染症の流行で、受診を控えたり、検診が一時休止されたりした影響がみられるという。

 コロナ下で見つかるがんの数が減ったという調査はほかにもあるが、がんの治療を担う病院の多くが参加する大規模な調査結果だ。

 コロナの影響をみるため、がん治療の拠点となる735施設で「院内がん登録」の昨年の数を見たところ、前年の102万7749件から6万661件減っていた。16~19年を平均した登録数と比べると、1・4%、1万4046件の減少だった。コロナ患者を多く診てきた病院で減少幅が大きく、月別でみると、緊急事態宣言が全国に拡大した5月の落ちこみが大きかった。

 部位別では、男性で胃と大腸…

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