中国についてはジョークも飛ばせない? JPモルガンCEOも釈明

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香港=奥寺淳
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 米銀行最大手JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)が、中国共産党100周年をめぐり冗談を言ったことを、「後悔している」と声明を発表する事態になっている。同行は中国でのビジネス拡大を進めているさなかで、中国側の反発を恐れたとみられる。

 米メディアなどによると、ダイモン氏は23日、ボストン大学で同行の中国事業などについて講演。その際に、冗談と断りつつ、「中国共産党が100周年を祝っているが、JPモルガンも同じ。私は、我々の方が長く存続することに賭ける」と語った。また「こうしたことは中国では言えない。ただ、彼らはおそらく聞いているだろう」ともジョークを飛ばした。

 ところが翌日、ダイモン氏は「後悔している」と声明を発表。「あんなことは言うべきではなかった。銀行が強靱(きょうじん)で、長く存続することを強調したかった」と悪気がなかったことを強調した。また、同行の広報担当者は「ほかの国や指導者を悪く言うべきでないことはよく理解している」とし、ダイモン氏は講演でも中国と国民は「とても賢明で思慮深い」とも述べていると釈明に追われた。

 同行は、中国当局から8月に…

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