渡り鳥のクロツラヘラサギ、今年も県内で越冬

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 絶滅危惧種の渡り鳥クロツラヘラサギが、今年も冬を越すために鹿児島県内に飛来している。霧島市の潮だまりにいる群れを、全日写連の二宮忠信さん(71)=姶良市=が撮影した。

 真っ白な体に、しゃもじのような黒いくちばしが特徴。朝鮮半島周辺で繁殖し、10月下旬ごろから九州や台湾などで越冬する。

 潮だまりで「M50」「K79」と記された足輪がある個体が見られた。日本野鳥の会東京都)によると、「M50」は韓国で今年6月、ひなの時に調査のための足輪を付けられたといい、「初めての越冬で鹿児島に来たのでしょう」。

 「K79」は2008年に同じく韓国で足輪を付けられた個体で、昨年を含めて過去にもたびたび、県内で姿が確認されている。