立憲は連合の言いなりか?会場からの質問、代表候補の答えは

有料記事立憲

鬼原民幸
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 連合が右を向けと言えば、立憲民主党は右を向くのか――。25日に横浜市で開かれた立憲代表選の討論会で、4人の候補者にこんな質問が投げかけられた。

 連合は立憲の最大の支援団体で、各地でポスター貼りや演説会の設営・動員などで支援を受けている。しかし、歴史的に共産党との溝が深い。立憲の枝野幸男前代表が進めた共産党との「野党共闘」路線について、連合の芳野友子会長らが見直しを迫っている。

 党員などが参加したこの日の討論会では、出席者の一人が「連合会長が右といえば立憲民主党は右に進んでいかざるを得ないような関係に見えてしょうがない」と疑問視。「枝野氏の共闘路線は間違っていない。冷水を浴びせたのは連合ではないか」と指摘し、連合との関係のあり方を4人の候補に尋ねた。

 小川淳也元総務政務官は「支…

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    常見陽平
    (千葉商科大学准教授・働き方評論家)
    2021年11月26日7時28分 投稿
    【視点】

    ■立憲民主党はどんな「働く人」の味方を目指すのか  「内輪で激しく盛り上がっている」25日の17時より横浜桜木町で開かれた立憲民主党代表選街頭演説会を断固として激しく傍観した際の、率直な感想である。  人は集まっている。「すごい人数

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    前田直人
    (朝日新聞デジタル事業担当補佐)
    2021年11月25日23時56分 投稿
    【視点】

    「連合」という大きな主語が、なかなか厄介だとかねがね思っています。連合中央と地域の連合は温度差があるし、連合中央でも会長と事務局長ではバックボーンの違いがあるだろうし、共産党との共闘に反発する組合員もいれば、野党共闘に熱心な組合員もいます。

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