立憲代表選 千葉の国会議員は小川氏支持が多数

真田香菜子
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 立憲民主党の代表選は30日投開票される。県内では、県選出の国会議員7人のうち5人が小川淳也氏の推薦人に名前を連ねた。一方、地方議員ら党員には、泉健太氏や逢坂誠二氏、西村智奈美氏を推す声もあり、支持は割れそうだ。

 小川氏の推薦人になった5人のうち4人は野田佳彦氏が率いる「花斉会」(野田グループ)のメンバー。4人は当初、立候補を検討していた大串博志氏を推していた。しかし、大串氏が立候補をやめ、小川氏の推薦人となったことから小川氏支持にまわったという。

 野田氏は態度を明かしていないが、花斉会の奥野総一郎衆院議員(9区)は小川氏の選対幹事長を務める。告示日の19日、ツイッターに「大串氏の決断で小川氏との一本化がなりました。(略)政権の受け皿となる野党第1党をめざします」と投稿した。

 朝日新聞の取材には「連合や党での調整ができる大串氏と小川氏の二人三脚で党運営をしていける」と期待を語った。

 同じく花斉会の谷田川元衆院議員(比例南関東)は、小川氏を評価する理由について「説得力のある論戦を展開できる、一番の論客だ。政府与党に対する追及力も鋭い、政策の立案能力も高い」と述べた。

 田嶋要衆院議員(1区)は、菅直人元首相らの「国のかたち研究会」と、江田憲司代表代行らの「小勝会」に所属する。「国のかたち研究会」は西村智奈美氏を推すが、田嶋氏は「小川さんなら(党を)まとめられると思う」と話す。

 グループに所属していない本庄知史衆院議員(8区)は投票先をまだ決めていないという。新代表にふさわしいのは「与党との論戦でも力を発揮でき、党内をまとめられる人、連合・国民民主との関係修復ができる人」とした。

 一方、地方議員も独自の動きで代表選に関わっている。田畑直子・千葉市議は自らも参加する地方議員の勉強会にも顔を出していた泉氏の支援を全国の地方議員仲間に呼びかけている。「衆院選の野党共闘では、中道・現役世代の票が離れた。主導力のある泉さんならその世代に訴えかける力がある」

 西村氏支持を表明する地方議員も。酒々井町の白井則邦町議はジェンダー平等の訴えへの共感を自身のHPに記載している。

 連合千葉の永富博之会長は取材に対し、県内で特定の候補への組織的な対応はしていないという。「新代表の元で衆院選をどう総括し、組織がどう変わろうとするかに注目している」と述べた。立憲県連によると、県内で投票権を持つ党員、サポーター数は非公表という。(真田香菜子)

県選出の立憲国会議員の支持動向

奥野総一郎氏(花斉会) 小川淳也氏の推薦人

谷田川元氏(花斉会) 同推薦人

長浜博行氏(花斉会) 同推薦人

小西洋之氏(花斉会) 同推薦人

田嶋要氏(小勝会、国のかたち研究会) 同推薦人

野田佳彦氏(花斉会) 明らかにしていない

本庄知史氏(所属なし) 未定