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18歳以上に3回目接種を「義務づけ」 フランス、感染急拡大で

新型コロナウイルス

パリ=疋田多揚
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 フランスのベラン保健相は25日、新型コロナの感染急拡大に対応するため、3回目のワクチン接種を全成人に事実上義務づけることを決めた。フランスでは23日、1日の感染者数が3万人を超え、入院者数の増加ペースも速まりつつある。

 ベラン氏は記者会見で、「接種した人の重症入院者数は未接種者の10分の1だ」と効果を強調。18歳以上の成人なら、2回目接種から5カ月経てば3回目を誰でも打てるようにすると決めた。

 一方、来年1月15日以降、2回目接種から7カ月以上経った成人は、3回目の接種を打たない限り、飲食店の利用や通院などに必要な「衛生パス」が無効になることも決めた。衛生パスの有効期限を7カ月に設定したことになる。

 衛生パスはワクチンの接種証明のほか、陰性結果の証明でも代用できる。だが、陰性結果の有効期間を72時間から24時間に短縮することも決めたため、未接種者が衛生パスを日常的に使うのは極めて難しくなる。

 ベラン氏は、接種対象を5~11歳の子どもに広げることを検討していることも明らかにした。専門機関に諮問した上で判断するという。外出制限や移動制限といった強制手段は検討していないという。(パリ=疋田多揚)

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