日経平均株価、一時700円安 南アフリカ変異株の影響懸念

小出大貴
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 26日の東京株式市場は、日経平均株価が一時、前日終値より下げ幅が700円を超え、約1カ月ぶりに2万9千円を割り込んだ。南アフリカ新型コロナウイルスの新たな変異株が検出されたと伝わったこともあり、売りがふくらんだ。

 南アフリカの感染症の専門家が25日、新たな変異株を検出したと発表した。高い感染力を持つ恐れがあるとされ、英政府は南アからの航空機の乗り入れを一時中断するという。

 市場では感染拡大や渡航規制などへの懸念が強まった。日経平均は26日、前日比174円81銭安で取引が始まり、下げ幅が広がった。野村証券の神谷和男氏は「株価の急落に慌てて売る『狼狽(ろうばい)売り』も出ているとみられる」としている。(小出大貴)