こども園に刃物持ち侵入、容疑者を鑑定留置へ 刑事責任能力調べる

三井新
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 宮城県登米市認定こども園「豊里こども園」に刃物を持って無断で侵入したとして、建造物侵入や殺人未遂などの容疑で送検された登米市豊里町迫の無職、大槻渉容疑者(31)について、仙台地検が近く、鑑定留置する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。

 発表によると、大槻容疑者は9日午前10時40分ごろ、豊里こども園内に無断で立ち入ったほか、自宅から持ち込んだ刃渡り約13・6センチの包丁で、制止しようとした男性職員(20)の胸を突き刺そうとした疑いが持たれている。

 捜査関係者によると、その後の調べで、動機について「小さな子どもを殺し、捕まって死刑になるためだった」と供述したことなどから、犯行当時の精神状態を詳しく調べる必要があると判断したとみられる。刑事責任能力の有無や程度について、専門家が数カ月にわたって精神鑑定などで調べることになりそうだ。

 大槻容疑者は9日に建造物侵入容疑で現行犯逮捕(常人逮捕)され、11日に銃刀法違反容疑も加えて送検。19日には職員に対する殺人未遂容疑で追送検された。(三井新)