さっぽろ雪まつり、来年2月に大通公園で縮小開催 中雪像を製作へ

佐野楓
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 冬の北海道の一大イベント、「さっぽろ雪まつり」について、札幌市札幌商工会議所などでつくる実行委員会は26日、規模を縮小して来年2月に開催すると発表した。今年2月は新型コロナウイルスの影響でオンライン開催となったが、2年ぶりに大通公園に会場を置く。ただ、まつりの象徴である大雪像はなく、中雪像を7~8基程度設置し、オンライン企画やイルミネーションと組み合わせる形で縮小開催する。

 雪まつりは北海道の冬の風物詩で、例年2月に開催されてきた。大通公園など3会場に、市民らも制作に参加した約200基の氷雪像が並び、国内外から200万人超の観光客を集めてきた。

 実行委によると、来年の開催期間は2月5~12日で、名称は「第72回さっぽろ雪まつり」とする。昨年2月が第71回で、今年2月のオンライン開催は回数に含まれなかった。

 メイン会場は大通公園の大通西1~7丁目で、シンボル雪像を含めて高さ3~10メートル程度の中雪像を7~8基制作する予定。例年は雪を使ったアトラクションを設置していた「つどーむ会場」や、氷像を飾った「すすきの会場」でのイベントはない。

 コロナ対策のため、会場での飲食や物販、ステージイベントは中止し、市民雪像の制作、海外チームの腕を競う「国際雪像コンクール事業」も行わない。

 一方、12月25日終了予定の「さっぽろホワイトイルミネーション」のエリアを、雪まつりの間は部分点灯させる。感染拡大防止のため、来場者が滞留せずにイルミネーションや雪像を見ながら歩いて回る形とする。実行委は、今後の感染状況により開催中止も検討するとしている。

 雪まつりは昨冬、コロナ禍で1950年の開始以来初の中止となった。実行委は今冬について9月、大雪像を中心とした従来通りの開催中止を発表。規模縮小やオンライン開催を検討していた。(佐野楓)