トヨタ社長、販売店との関係再構築へ「原点に戻る」 不正車検念頭に

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近藤郷平
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 トヨタ自動車豊田章男社長は26日、系列販売会社の代表者らが集まった会議にあわせて、報道陣の取材に応じた。系列販売店では今年になって不正車検が相次いで発覚。豊田社長は販売店との関係の再構築に向けて、「ほころびが出るなかで、(創業の)原点に戻り、(関係を)考えはじめるスタートが切れた。メーカーと販売店とが両輪で信頼をつくっていく」と述べた。

 トヨタ系販売店の不正車検をめぐっては、15社16店で計6659台にのぼった。整備士が不足するなか、顧客と約束した短時間での車検を優先したことも背景にある。

 トヨタ系の販売会社は全国に258あり、大半は独立資本だ。販売会社の創業者は、トヨタとともに歩み、会社を成長させてきたケースが少なくない。一方、世代交代も進んでおり、会社ごとにガバナンス(企業統治)の態勢にばらつきがあったことも不正車検の一因とされる。

 都内で25日にあった会議では、豊田社長がトヨタ創業以来、販売会社と両輪で自動車産業を発展させてきた歩みを説明。販売会社側に「未来への約束」と題した冊子を配った。ブランド構築や、地域で信頼をえるためなど、七つの約束を盛り込んだ行動指針という。

 豊田社長は「販売店は、(ト…

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