第54回【新聞と戦争・アーカイブ】戦場の記者たち:2

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 【2007年7月12日夕刊4面】

 1938年、中国南部。

 朝日新聞記者、末常卓郎が従軍する陸軍の部隊は交戦を続けながら広東をめざし、兵隊たちは敵弾に倒れた。

 その途上である。末常は、中国人が日本兵に殺されるのを目撃する。

 その時の模様を19年後、月刊誌『丸』(57年12月号)の手記で書いている。

 「殺された中国人は武器も何…

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