「不安、伝わっているのか」 オスプレイ水筒落下に沖縄県が抗議

国吉美香
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 米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)所属の輸送機オスプレイから、ステンレス製の水筒(高さ24センチ、幅15センチ)が住宅地に落下した事故で、沖縄県は26日、橋本尚文・外務省沖縄担当大使と小野功雄・防衛省沖縄防衛局長を県庁に呼び抗議した。県は原因究明までの同機種の飛行中止を求めたが、橋本氏は「米側が注意喚起を行っている」とし、中止要請は否定した。

 県は抗議文書で、今年8月にもオスプレイからの部品落下があったことなどに言及し、「同様の事故を繰り返し発生させている米軍の運用に強い疑念を抱かざるを得ない」と安全管理の徹底を要請した。両氏はそれぞれ、米側に再発防止策を強く申し入れていると説明した。

 抗議文を手渡した謝花喜一郎副知事は「あまりにも(事故が)多い。安全第一という共通認識、我々の不安がどれだけ米側に伝わっているのか」と疑念を伝え、米側の再発防止策について直接説明を聞く機会を設けるよう求めた。(国吉美香)