「チョコ募金」でイラクの子支援を NPO呼びかけ 六花亭も協力

阿部浩明
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 菓子メーカー六花亭(北海道帯広市)のチョコレートを食べて、小児がん白血病と闘うイラクの子どもたちを支援しようという「チョコ募金」が、今年も始まった。主催する東京のNPO法人「JIM―NET(ジムネット)」は「コロナ禍でなかなか会えない友だちにぜひ贈ってみては?」と協力を呼びかけている。

 「チョコ募金」は、年末から2月のバレンタインデーにかけて展開する冬季限定のキャンペーンで、今年で17回目。趣旨に賛同する六花亭がチョコ缶14万個を原価で提供した。

 募金は、イラクの子どもたちの難病治療や難民支援などに充てられる。一昨年には、イラク北部のアルビルに小児がん総合支援施設「JIM―NETハウス」が開所した。JIM―NETは医療活動に加え、院内学校での教育支援にも力を入れている。

 さらに国内では、福島の原発事故放射能汚染から子どもを守る活動にも役立てられる。

 チョコ缶のふたには、現地の子ども4人が病気と闘いながら描いたかわいらしい絵があしらわれた。病気による出血で緊急処置を受けたサアド君(9)は、青虫をデザインした。赤いバラを描いたシリア難民のルジェインさん(10)は「花には自由がある。この花のように自由に(難民)キャンプから出たい」と願っている。

 JIM―NET代表で医師の鎌田實さんは「イラクやシリアの現地で耳にする『私たちを忘れないで』という子どもたちの声を、チョコ募金を通じて一人でも多くの方々に届けたい。皆さまの温かなご協力が、子どもたちとその家族を支えてくれます。思いとともに支援の輪を広げてください」と呼びかけている。

 チョコは1缶10枚入りでミルク、モカ、ホワイトの3種類。4缶セットで2200円(送料別)。申し込みや販売店などは、JIM―NET事務局(https://www.jim-net.org別ウインドウで開きます 03・6908・8473)へ。(阿部浩明)