子どものデータベース整備へ政府が初会合、貧困や虐待防止めざす

平井恵美
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 子どもの貧困や虐待を防ぐための関連情報を集めたデータベースの整備をめざす関係省庁の副大臣らが26日、初会合を開いた。今年度中に複数の自治体で実証事業を始め、来年5~6月ごろをめどに、まずは論点を整理することになった。

 デジタル庁内閣府厚生労働省文部科学省の副大臣が参加した。自治体が持つ教育や福祉、納税などの情報は、同じ自治体内でも部局をまたぐと情報共有が難しい。また、自治体によって、個人情報の扱い方にもばらつきがある。データベースでこれらの情報をつなぎ、困難を抱えた子どもを早く見つけて支援できる態勢づくりをめざす。

 デジタル庁の小林史明副大臣は初会合で「国が一元的に管理するデータベースをつくることは考えていない。個人情報保護に配慮しながら、データを関係部局、機関の間で連携させ、支援が必要な子どもや家庭にプッシュ型の支援を届けたい」と話した。(平井恵美)