米の議員団が訪台、蔡総統と会談 中国外務省「かすかな雑音」

台北=石田耕一郎
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 米連邦議会の超党派の下院議員5人が台湾を訪問し、26日、蔡英文(ツァイインウェン)総統と会談した。蔡氏は米議会による台湾への支持に謝意を示し、軍事や経済面でのさらなる関係強化への期待を語った。米議員の訪台は今月2度目となる。

 訪問団は日系で民主党のマーク・タカノ下院議員ら同党4人、共和党1人で構成。一行は直前まで日韓を訪問していた。

 タカノ氏は「新型コロナの流行が収束した後には、米政府関係者の訪台も元に戻るだろう」と指摘。「米台関係はこの10年で最良だ」とも述べた。

 中国外務省の趙立堅副報道局長は26日の定例会見で「台湾独立勢力を支持する動きで、14億の人民が憤っている」として、米側に厳正な申し入れを行ったと表明。「中国統一の過程の、かすかな雑音に過ぎない。身の程知らずで、必ず失敗するだろう」と語った。(台北=石田耕一郎)