WTO、閣僚会議を延期 新たな変異株めぐる各国の入国規制受け

新型コロナウイルス

ロンドン=和気真也
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 世界貿易機関(WTO)は26日、本部があるジュネーブで30日から開く予定だった閣僚会議の延期を決めた。南アフリカなどで見つかった新型コロナウイルスの変異株に対し、各国政府が導入した規制で、出席できない人が増えたためと説明している。

 同日発表された声明によると、延期を提案した一般理事会のダシオ・カスティロ議長は、「現状の思わしくない感染状況とその不確実さを考えると、延期を求めざるをえない」と述べた上で、「我々はこの深刻さを十分に理解しているはずだ」と危機感を表した。

 WTOの閣僚会議は、30日から12月3日の日程で、加盟する164カ国・地域の貿易相らが参加して開かれるはずだった。しかし、26日に変異株の存在が明らかになると、開催地のスイスをはじめ、欧州各国が次々と入国制限や隔離措置などを導入した。延期後の開催日時は未定。(ロンドン=和気真也)

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