「孤独のグルメ」の漫画家・谷口ジローさん 「王国」鳥取で原画展

石川和彦
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 鳥取市出身の漫画家・谷口ジローさん(1947~2017)の原画展が27日、鳥取市本町1丁目のギャラリー鳥たちのいえで始まった。1、2月に続いて3回目。「色彩」をテーマにアクリルや水彩で描いた原画37点を展示している。12月26日まで(水曜休み)、鑑賞無料。

 主催は「まんが王国とっとり」を掲げてまちづくりに取り組む鳥取県と、谷口さんの著作権を管理する会社ふらり(東京)。

 初出展の「原獣事典」(90年)を含む、デビューの翌年に発行された私家版の絵本「ぐじゃ ままにたら」(72年)から、犬が主役の「ブランカ」(84~86年)、海外の版元の依頼で描いた「千年の翼、百年の夢」(2014年)までを年代順に展示している。

 初日は報道機関向けの内覧会があった。ふらり取締役の米沢伸弥さん(66)は「遠景の人の表情まで描き込んでいる。ストーリーを絵で語るコマがあり、漫画としての演出の仕方は実験的だった」と説明した。(石川和彦)