松本市、ふるさと納税で方針転換 返礼品拡充し寄付額が5.7倍に

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羽場正浩
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 長野県松本市ふるさと納税の返礼品を10月から大幅に拡充したところ、同月の寄付金額が5・7倍に膨らみ、従来の年間平均額の半分以上に達した。「過度な返礼品競争を助長したくない」などとして、これまであまり積極的でなかった方針を転換した同市。今後も、松本の特産品や魅力を広くアピールする手段として充実を図るという。

 これまでの市の返礼品はリンゴやブドウ、みそ、そば、ワイン、日本酒、家具など24品だった。10月からは公募で171品に拡充。農産物は6から20、飲料は3から33、宿泊ギフト券は1から17といった具合だ。

 例えば、アルコール飲料にクラフトビールやシードルが加わり、日本酒は銘柄の選択が可能に。菓子の詰め合わせ1品だけだった食品は、冷凍ギョーザなどが追加されて19品になった。ギターの製造が盛んなことから、アコースティックギター10品も加わった。

 また、市有施設の「上高地アルペンホテル」だけだった宿泊ギフト券は、民間も加えて10カ所の施設で複数金額を設定。城下町でのウェディング撮影や高齢者見守り訪問サービスなども登場した。掲載するサイトも1から2へ増やした。

 この結果、10月の寄付金額は1118万円と、それまでの10月平均額197万円の5・7倍に。1カ月だけで年間平均額1961万円の57%に達した。

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