自民・茂木幹事長が地方行脚開始 来年選挙イヤーの沖縄から

自民

上地一姫
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 自民党茂木敏充幹事長が、来年夏の参院選に向け、地方行脚を始めた。就任後に初めて入ったのは、参院選に加えて来年は名護市長選や知事選が相次ぐ「選挙イヤー」の沖縄。政権として米軍普天間飛行場宜野湾市)の名護市辺野古への移設を進めるため、「県政奪還」に向けて引き締めをはかった。

 28日、沖縄市内で観光業や医療関係者らを対象に車座の集会を開き、茂木氏は「さまざまな困難によって影響が出ている中で、どう回復していくかは大きな課題」と述べた。

 集会では、年内に新型コロナウイルスワクチンの接種情報をスマートフォンで証明する仕組みを使えるようにして、需要喚起策「Go To キャンペーン」を来年1月末までにスタートさせるなど政府・与党をあげて冷え込んだ経済の立て直しに取り組む考えを強調した。

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車座対話でコロナによる影響などについて話を聞く自民党の茂木敏充幹事長(左)=2021年11月28日、沖縄県沖縄市
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軽石で被害を受けた漁港を視察した自民党の茂木敏充幹事長=2021年11月28日、沖縄県うるま市

 沖縄では、普天間飛行場の辺野古移設を巡り、玉城デニー知事が政府の設計変更申請を不承認とするなど政権と対立を深めている。

 一方で、年明け1月には普天間飛行場の移設先となる名護市長選が予定されている。来夏には参院選、秋には知事選が予定されており、市長選での勝敗が影響を与えかねず、政権としては国政選挙並みの支援をする予定だ。

 茂木氏は、27日には那覇市内で自民県連関係者と選挙に向けて意見交換をした。沖縄では、参院選と知事選で自民党が推す候補が決まっておらず、候補者選びを加速させるように指示した。(上地一姫)