ラグビー日本の司令塔は田村優か松田力也か 起用法が変化した理由

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堤之剛
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 ラグビー日本代表(世界ランキング10位)は10、11月にかけて国際試合4試合に臨み、1勝3敗に終わった。

 チームは、8強入りした2019年ワールドカップ(W杯)日本大会からジョセフヘッドコーチが引き続き指揮している。2年後のW杯フランス大会に向けて底上げを狙い、これまでにはないポジション争いが見られている。

 その代表格がSOだ。田村優(横浜=旧キヤノン)が絶対的な司令塔だったが、この秋は松田力也(埼玉=旧パナソニック)が4試合のうち3試合に先発し、存在感を高めた。

 4連戦を締めくくる11月20日のスコットランド(7位)戦。背番号10を託されたのは、松田だった。

 キックを蹴らず、パスでボールを保持し続けて攻める日本の攻撃をリード。PGも5本決めた。20―29と善戦した試合でひときわ目立った。

 「収穫の多いツアーだった。10番として試合に出続けられるようなプレーヤーになるために能力を上げたい」と松田。謙虚に話しつつ、自信を深めていた。

 27歳の松田は所属チームではレギュラーとして活躍してきたが、代表では32歳の田村に水をあけられてきた。19年W杯は全5試合で田村が先発。キックを多用する戦術で、足元の技術にたけた田村が重宝されてきた。

 ところが、今秋、立場が微妙に変化した。

 4連戦初戦のオーストラリア

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