バルト3国の議員団が台湾を訪問 中国は軍機進入で不満表明か

有料会員記事

台北=石田耕一郎、モスクワ=喜田尚
[PR]

 台湾名を冠した窓口機関(大使館に相当)の開設を認めたリトアニアを含むバルト3国の国会議員ら10人が28日、台湾を訪問した。滞在中に蔡英文(ツァイインウェン)総統と会談し、蔡政権が12月初旬に米NGOなどと共催するフォーラムに参加する。強権化するロシアへの警戒心が強いこれらの国々で、中国をめぐっても人権問題などを懸念する世論が高まっていることが背景にある。

 台湾外交部(外務省)によると、訪台したのはエストニアラトビア、リトアニアでそれぞれ親台議連を率いる国会議員ら。3国はいずれも北大西洋条約機構(NATO)に加わる親米国だ。台湾とは正式な外交関係がなく、中国と国交を維持する。台湾が展開する他国との議員外交に応じる形を取ることで、中国を過度に刺激するのを避けつつ、台湾との関係強化をめざす考えとみられる。

 台湾の蔡政権は12月2~3日に米NGO「全米民主国際研究所」(NDI)などと共同で国際フォーラムを予定する。台湾メディアは、日米英仏独など15カ国の議員21人もオンラインで参加すると伝えている。

■台湾も外交部長を欧州に派遣…

この記事は有料会員記事です。残り669文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
【1/24まで】2つの記事読み放題コースが今なら2カ月間無料!