脱獄した北朝鮮人をついに確保 模範囚だった男は何を恐れたのか

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瀋陽=平井良和
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 中国吉林省の刑務所から脱獄したとして、吉林市の公安局は28日、脱獄した北朝鮮人の男(39)の身柄を確保したと発表した。1カ月余りも行方がわからず、中国東北部の各地の公安当局が情報提供に異例の高額となる報奨金をかけていた。男は零下10度の極寒の中、どこに潜んでいたのか。

 吉林市公安局によると、男は2013年に北朝鮮から国境の川を隔てた吉林省図們市に不法入国。民家に侵入して住民を刃物で刺してかばんを奪うなどした罪で、翌年に懲役11年3カ月の判決を受けて服役した。

 服役態度が模範的だとして減刑され、23年8月が刑期満了だったが、今年10月18日に刑務所内の作業小屋の屋根の上によじ登るなどして逃走。吉林省内のほか、数百キロ離れた黒竜江省遼寧省の各地でも公安当局が身柄確保につながる情報に高額の報奨金をかけ、最高で70万元(約1200万円)にも上っていた。

 包囲網が敷かれる中、中国メ…

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