感染力は? 重症化は? オミクロン株の最新情報をWHOが公表

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阿部彰芳
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 世界保健機関(WHO)は28日、新たに「懸念される変異株(VOC)」に指定した「オミクロン株」について、最新の知見をまとめた声明を公表した。多くの点でデータが不足し、重症化のしやすさの把握には数日から数週間かかるとしている。

 オミクロン株は今月、南アフリカや同国と隣接するボツワナで確認された。香港、欧州各国、イスラエルオーストラリアなどでも、渡航者で感染が確認され、各国が警戒を強めている。

 WHOがまとめた最新の知見では、オミクロン株がデルタ株など他の変異株よりも伝播(でんぱ)しやすいかどうかは、まだはっきりしていない。

 南アフリカではオミクロン株の感染者が増えているが、他の要因がないか調査中だ。

症状は?

 重症化しやすいかどうかもまだわかっていない。

 予備的なデータでは入院率が上がっている。ただ、オミクロン株の特性というよりも、感染者が増えたこと自体による可能性もある。

 今のところ、オミクロン株の感染者でみられる症状が、他の変異株と異なっているという情報もないという。

 オミクロン株の初期の感染者…

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