カレンダーと手帳が異なる理由 「文具王」が語る週の始まりを巡る謎

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聞き手・桜井泉
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 来年の手帳やカレンダーを買い求める季節になりました。手帳は1週間が月曜から始まり、カレンダーは日曜から始まるものが多く、混乱する人もいるようです。いったい週の始まりって何曜日なの? 「文具王」として知られる高畑(たかばたけ)正幸さんに聞いてみました。

1974年、香川県生まれ。テレビ東京の「TVチャンピオン」文房具通選手権で3回優勝し「文具王」と呼ばれる。文具メーカーで企画開発担当の経験もある。

 週の始まりは、ビジネスの世界では月曜日からが主流です。宗教の影響が強くない日本では、月曜から金曜まで仕事をして、ご褒美として土日を休むという考え方が自然なのではないでしょうか。

 公式な決まりでは、どうでしょうか。労働基準法は、1週間の法定労働時間を定めています。ここでいう「1週間」は、就業規則などに定めのない限り、日曜に始まり土曜に終わるとされます。一方、産業製品の規格や測定法を定めた日本産業規格(JIS)によると、1週間は月曜始まり。要はばらばらです。

 私はフリーランスですが、ビジネスの付き合いが多いので、月曜始まりの手帳を使っています。週休2日制で土日をまたぐ旅行や行事もよくあるので、手帳では土日がくっついていないと予定を書き入れにくいですね。

後半では、手帳とカレンダーの最新事情や、コロナ禍で売れたある文房具について語っています。

スマホに押され、ピンチの文…

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