10月の自動車生産24%減 国内大手8社、半導体不足など響く

神山純一
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 国内自動車大手8社が29日発表した10月の世界生産は、前年比24・2%減の計184万8千台だった。半導体不足による減産が続いており、減少は4カ月連続となった。

 半導体不足や、東南アジアのコロナ禍で部品調達が滞った影響で、7社の生産が減少した。トヨタ自動車は国内工場で減産が相次いでおり、世界生産は25・8%減。国内外で減産が続いた日産自動車は21・5%減、ホンダは27・9%減だった。国内生産は40・2%減の48万2千台で5社が4割以上の減少になった。

 生産減の影響で、販売現場では車の品不足が続く。世界販売は19・4%減の185万5千台、国内販売は32・0%減の25万3千台だった。

 11月以降も引き続き各メーカーの減産が続くが、部品調達の改善などで10月と比べるとその幅は縮小している。12月はトヨタが7カ月ぶりに国内全工場のラインを通常稼働させて減産した分を挽回(ばんかい)して生産するほか、ホンダも国内生産を通常通り動かす予定を公表している。(神山純一)