新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」が各国で確認されたことをめぐり、バイデン米大統領の首席医療顧問を務める米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は28日、米ABCの番組で、オミクロン株の米国内への流入について、「避けられない」と語った。そのうえで「重要なことは、もっと多くの人々がワクチン接種や追加接種(ブースター)を受け、(流行に)備えておくことだ」と強調した。
ファウチ氏は、オミクロン株の特徴について、「分子の特徴上、感染力が強い」と指摘。ただし、症状については「どの程度の深刻度合いになるかはわからない」と語った。ロックダウン(都市封鎖)の必要性について問われると、「時期尚早だ」と述べた。
また、ホワイトハウスは28日、バイデン大統領がファウチ氏ら新型コロナウイルス対応チームのメンバーと直接会い、オミクロン株について最新情報の報告を受けたことを明らかにした。
ホワイトハウスによると、フ…

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