日大生「お金あるなら学費下げて」 理事長逮捕、学内から憤りの声

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桑原紀彦、三島あずさ、編集委員・増谷文生
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 日本大学板橋病院をめぐる背任事件は、同大学の田中英寿理事長が逮捕される事態に発展した。日大の学生や関係者らからは、憤りの声が上がった。

 「背任事件に続いて今度は脱税事件。ふざけるなと言いたい」。日大文理学部4年の男子学生(22)は怒りをあらわにする。

 アルバイトで学費を稼いでいた友人の日大生のことが気がかりだ。コロナ禍でキャンパスが閉まり、会えなくなったが、苦しい生活を送っていることは想像に難くない。一方、今回の事件をめぐっては、多額の金の授受疑惑がとりざたされている。「そうしたお金があるのなら、学費を安くするなど学生のために少しでも回してほしい」

 日大の広田照幸教授(教育社会学)によると、卒業生からは「同窓会を開くなど『日大』の名前を出して何かをするのが、はばかられるようになった」といった嘆きも聞くという。「真面目で良心的な多くの教職員が非常に迷惑している。学生も保護者も卒業生も同様だ。首脳陣は総退陣し、体制を刷新してほしい。自浄の努力を世間に示すしか信頼回復の道はない」

 日大は、早稲田大慶応義塾

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