【詳報】立憲新代表・泉健太氏、代表選の他3氏を「執行役員に」

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【ノーカット動画】立憲民主党代表選 枝野幸男代表の後継は
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 立憲民主党は30日の臨時党大会で、泉健太氏(47)を新代表に選出しました。衆院選で失速した野党第1党を立て直せるのか。逢坂誠二氏、小川淳也氏、西村智奈美氏との代表選の最後の論戦とともに、泉氏の新代表としての訴えを追いました。

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新代表に選出され、あいさつをし両手を振る泉健太氏=2021年11月30日午後3時20分、東京都港区、関田航撮影

17:30

公明・山口氏「野党第1党として建設的議論を」

 公明党山口那津男代表は、立憲民主党の新代表に泉健太氏が選出されたことを受け、「心からお祝いを申し上げたい。野党第1党として、これからの国会対応において、建設的な議論をしながらお互い切磋琢磨(せっさたくま)できるようになればよいと期待している」と語った。国会内で記者団の質問に答えた。

16:45

泉氏「いつまでも旧民主党のせいにしては…」

 立憲民主党の新代表に選出された泉健太氏は会見で、民主党政権の「負のイメージ」への向き合い方を問われ、「旧民主党で経験したことを糧として、改めて政権を担い得る選択肢になる。そういう強い決意を持って有権者に語っていけば、十分に理解していただける空気があると思っている」と述べた。

 泉氏は「数多くの仲間が信頼を得て、議席を獲得している。いつまでも旧民主党のせいにしていては勝てない」とも強調した。

 会見は約30分間で終わった。司会が「次、生放送が入っておりますので」と打ち切ろうとすると、泉氏はまだ質問に答えたい様子。「次って? 5時から? 申し訳ありません」と語り、明日にも改めて記者との質疑に応じる考えを示した。

16:40

党勢拡大へ、小川氏を「全国に派遣」

 泉健太氏は会見で、党勢拡大に向けた取り組みを問われ、代表選で戦った小川淳也氏の名前を挙げ、「全国に派遣したい」と述べた。また、「私自身も立憲民主党のいち『営業マン』として、自民党以外の政党として政権を担える政党があるんだということを訴え続けていきたい」と意気込みを語った。

16:35

核禁条約「せめてオブザーバー参加を」

 泉健太氏は会見で、消費税について「低所得の方であるほどきついということだと思うので、我々も5%へ減税をするというところまできている。みなさまからの意見、知見をいただいて政策を練り上げていきたい」と話した。

 核兵器禁止条約について、「せめてオブザーバー参加は被爆国としてしていくべきだ。これを堅持しながら、唯一の被爆国であり、世界の核廃絶運動をリードしていく役割が本来の日本の役割であるということを政府に伝え、政策の転換を促していきたい」と語った。

16:30

共産・志位氏「野党共闘、前進させていきたい」

 立憲民主党の新代表に泉健太氏が選出されたことを受け、共産党志位和夫委員長は記者団に「野党共闘をぜひ力を合わせて前進させていきたい」と述べた。今回の衆院選で立憲と結んだ政権協力については、「公党間の合意。我が党としては誠実に順守していきたいし、立憲民主党にもそういう立場で対応してもらいたい」との認識を示した。

 政権協力をめぐっては、枝野幸男・前立憲代表が「限定的な閣外からの協力」を共産と合意し、その継続の是非が今回の代表選の焦点の一つだった。

 一方、泉氏は新代表選出後の記者会見で、「(衆院選は)想定していた結果を出すことができなかった選挙なので、単に継続ではなく、総括をせねばならない。そのなかで今後のことは考えていく」と述べるにとどめた。

16:30

維新は「遠め」、国民は「兄弟」

 泉健太氏は会見で、日本維新の会との関係構築について問われ、「維新は現時点では『遠め』におられる。特段、何か維新との関係について触れるような話はない」と述べた。一方、国民民主党については「多くの国民はそれなりに(立憲民主党と)近い政党、兄弟政党のように思われているのでは」と指摘した。

 維新が「改革」を前面に掲げていることを踏まえ、泉氏は「改革については立憲も本来、持たねばならない看板、考え方だと思っている。維新だけが改革ということではないと、これから我々は訴えていきたい」とも語った。

 来夏の参院選1人区の野党間の候補者調整をめぐっては、「各党、それぞれ要求事項も出てくるのではないか。交渉の中で形は明らかになってくるだろう。現時点で『こういう形』と見えている状況ではない」と述べた。

16:25

「常に自民と戦う政党では…」

 泉健太氏は会見で、枝野幸男氏らによる前執行部について、「常に自民党と戦っている政党、これは間違いないが、ともすれば自民党の方ばっかり見て、対抗して、国民に対する説明、発信が弱くなっていた」との考えを示した。新体制での党のあり方については、「(政党活動の)原点には、国民に何を届けるかということが大事だ」と強調した。

 また、枝野前代表と比べて自身の知名度が低いことに触れ、「これから高めていかなければいけない」と語った。

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立憲民主党の新代表に選出され会見する泉健太氏=2021年11月30日午後4時15分、東京都港区、内田光撮影

16:15

国民との合流は? 「党の再生が最優先」

 泉健太氏は今後の党運営について「(党内に)それぞれグループはあると思うが、垣根というものは本当になくなりつつある。人事は挙党一致と話しているので、そういった姿勢で人事を行っていきたい。それぞれ持っておられるものに基づいて、専門分野に基づいて、各方面でご活躍をいただきたいなと思っている」と話した。

 さらに、連合との関係には「政策面での取り組みということも、引き続き密にしていきたい。選挙については、我々も総括をしなければいけないというふうに思っている。連合の思いをよく受け止める」と発言。国民民主党との合流については、「今すぐどの党とくっつくとかそういうことではなく、立憲民主党としての再生が最優先だと思っている」と述べた。

16:10

泉氏「代表選の他3氏を執行部に」

 立憲民主党の泉健太新代表は記者会見で、代表選で争った逢坂誠二氏、小川淳也氏、西村智奈美氏を執行部に登用する意向を表明した。3人について「執行役員にお入り頂くことを念頭に構想を練ろうと思っている」と述べた。また、執行役員の半数は女性にする方針を改めて示した。

 前執行部が先の衆院選を前に共産党と結んだ「限定的な閣外からの協力」との合意を踏襲するかについては、「今回の選挙で想定していた結果を出すことができなかった。党として、しっかり総括しなければいけない。その中で今後のことは考えていきたい」と述べた。

16:10

泉新代表、記者会見に臨む

 立憲民主党の新代表に選出された泉健太氏が臨時党大会後、記者会見に臨んだ。泉氏は冒頭、「立憲民主党、これから再出発ということになるが、私も代表として不慣れなところがあるので、ご指導のほどよろしくお願いします」と述べた。

16:00

れいわ山本代表「同年代、ちょっと感慨深い」

 れいわ新選組山本太郎代表(47)は、立憲民主党の新代表に47歳の泉健太氏が選出されたことについて、「政治の場の最前線に同年代の人たちが出てきたんだな、という部分は、ちょっと感慨深い」と記者団に語った。「積極財政を一番求めていくのが野党、という状態を大きくまとめて頂きたい」とも注文をつけた。

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記者団の取材に応じるれいわ新選組の山本太郎代表=2021年11月30日午後4時10分、国会内、横山翼撮影

 泉氏との人間関係については、山本氏は「そんな大きな接点はございません。何かプライベートでよくごはんを食べているとか、そういうことはございません」と語った。

16:00

泉氏、西村陣営に飛び入り参加

 「西村智奈美さんには絶対に党の中枢で一緒になって仕事をしていただく。私はそれをもう、ね! ね! ね!」。泉健太新代表は代表選後、会場のホテルで開かれた西村陣営の報告会に「飛び入り参加」し、今後の党運営への協力を求めた。

 西村氏が笑顔で応じるなか、泉氏は「みなさん、一緒になって挙党一致でこの党をもり立てていきたいと思います。私も一生懸命働きます。どうぞよろしくお願いします」と呼びかけた。

 泉氏は他の陣営の報告会も回った。

16:00

自民・茂木氏「共産との関係明確に」

 自民党の茂木敏充幹事長は、立憲民主党の新代表に泉健太氏が選出されたことを受けて、「共産党との関係、閣外協力については慎重だが、選挙協力は積極的にやるというのは、国民から見ても分かりにくかったのではないか。ぜひこの点については明確にしてほしい」と注文をつけた。

15:45

逢坂氏「まだまだ逢坂、捨てたもんじゃない」

 立憲民主党の代表選で次点となった逢坂誠二氏は、都内で記者団に「地方があんなに応援してくれると思っていなかった」と選挙結果を振り返った。「地方票」で86ポイントを獲得し、泉健太新代表と7ポイント差まで迫ったことを踏まえ、「ありがたい。ちょっと、うるっときた。まだまだ逢坂誠二、捨てたもんじゃないな」と笑顔をみせた。

 一方、1回目投票が3位で決選投票に進めなかった小川淳也氏は「素晴らしい新代表が誕生した。心からエールを送りたい」と記者団に強調。決選投票で泉氏と逢坂氏のどちらに投票したかを問われると、「ちょっと、あの……これね、えーっと、ちょっとごめんなさい。一両日おかしてください」と言葉を濁した。

15:20

枝野前代表も登壇 「頑張ろう」三唱

 新代表に選ばれた泉健太氏、泉氏と争った逢坂誠二氏、小川淳也氏、西村智奈美氏に加え、前代表の枝野幸男氏が登壇。泉氏は「私たち立憲民主党は、国民のみなさまのために働く。そして、現場に出て、多くのみなさまの生きづらさに寄り添い、これからもその方々のために働き抜くことを誓って、みなさまとともに『頑張ろう』をさせていただきたい」と力を込めた。

 そして、にこやかな表情で「立憲民主党の発展と日本の未来をつくるためにともに力を合わせて頑張ろう」と会場に呼びかけると、会場の国会議員らも「頑張ろう」と復唱した。

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臨時党大会の最後にガンバロー三唱をする立憲民主党の泉健太新代表(左から2人目)、枝野幸男前代表(左から3人目)、西村智奈美氏(左端)、逢坂誠二氏(右から2人目)、小川淳也氏(右端)=2021年11月30日午後3時22分、東京都港区、関田航撮影

15:20

声張る泉氏「若すぎることはない」

 「47歳の新しい船長に就任をいたしました」。立憲民主党の新代表に選出された泉健太氏は登壇し、声を張り上げた。その上で、同じ年のころに枝野幸男前代表が官房長官小沢一郎氏が自民党幹事長として活躍していたことを挙げ、「若すぎるということはございません」と訴えた。

 泉氏は「国民のために働く政…

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