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英、3回目接種を加速へ 新変異株対応で2回目からの期間も3カ月に

新型コロナウイルス

ロンドン=金成隆一
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 新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」が国内で確認されたことを受け、英政府は29日、免疫を高める3回目の「ブースター接種」について、2回目のワクチン接種との間隔を「6カ月以上」から「3カ月以上」に短縮する方針を固めた。対象者もこれまでの40歳以上から18歳以上に拡大する。政府の諮問委員会が同日提言し、ジャビド保健相が議会で「完全に受け入れる」と表明した。

 ジャビド氏は、既存ワクチンのオミクロン株への効果は「わからない部分が多い」としながらも、「効果が下がる可能性はあっても重症化を防ぐ効果が完全になくなるとは考えにくい」との認識を示し、3回目接種を急ぐ意義を強調した。ジャビド氏は「ワクチンが最善の防御策であり続ける」と訴えた。

 英国では、オミクロン株の感染は同日までに計11人が確認されており、政府は感染者が今後も増え続けるとみている。

 英国は1日あたりの新規感染が3万~5万人と高止まりする中でも行動規制の復活に慎重だったが、オミクロン株の国内での感染が明らかになると即座に規制強化を決定。今月30日からイングランドの公共交通機関や店舗でのマスク着用の法的な義務化のほか、外国からの全渡航者にPCR検査の陰性結果が出るまでの自主隔離を義務づけるなど、水際対策を強化する。(ロンドン=金成隆一)

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