八千草薫さん、よみがえる気品 宝塚ホテルに肖像画

中野晃
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 宝塚大劇場兵庫県宝塚市)の隣にある宝塚ホテルのロビーで11月29日から、宝塚歌劇団出身の俳優・八千草薫さん(1931~2019)の肖像画が常設展示されている。神戸市出身の洋画家・小磯良平(1903~88)が和装の八千草さんをモデルに描いた作品の複製パネルで、ホテルの新たなシンボルになる。

 作品は神戸市立小磯記念美術館が所蔵している。日本とイタリア合作の映画蝶々夫人」(55年)でヒロインを演じた八千草さんに感銘を受け、週刊朝日(56年2月5日号)の表紙画で八千草さんをモデルに描いた際の作品という。

 29日には歌劇団の雪組トップスター彩風咲奈(あやかぜさきな)さん、雪組トップ娘役の朝月希和(あさづききわ)さんらが参加して除幕式があった。山崎晴恵・宝塚市長は「八千草薫さんの気品と美しさがあふれる絵を見に、ぜひ宝塚にお越しいただきたい」と話した。

 展示公開を記念し、来年1月31日まで八千草さんの歌劇団時代や映画「蝶々夫人」のパンフレットなどの写真も展示されている。(中野晃)