パラ・サッカー選手のドリブル間近に 牛久の小学校で特別授業

福田祥史
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 茨城県牛久市の市立向台小学校で30日、市内に住む東京パラリンピック5人制サッカー(ブラインドサッカー)日本代表の佐々木ロベルト泉選手(43)による特別授業があった。3年生約100人が佐々木選手の体験を聴いたり、ドリブルやパスを見学したりした。

 パラリンピック選手と接し、多様性を認める大切さや困難に遭っても生き抜く力を学んでほしいと、学校が招いた。佐々木選手は18歳でブラジルから来日して10年目に交通事故で失明。大学に入ってブラインドサッカーに出会った。

 授業では失明した後の気持ちや、パラリンピックで試合に懸けた思いなどを語り、「勝ち負けじゃなく、挑戦することが大事。悪いことの後には良いことがある。あきらめなければ絶対にできるので、夢をあきらめないで」と語りかけた。

 児童からの様々な質問に答え、「一番楽しかったことは」との問いには、「ボール一つで、世界中にいっぱい友だちができたこと」と笑顔だった。

 2日には、ゴールボール日本代表で取手市出身の山口凌河選手(24)を招き、5年生が授業を受ける。(福田祥史)