電波オークション、携帯大手の賛否割れる 「愚策」の批判も

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杉山歩
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 携帯電話用の周波数の割り当てを競売で決める「電波オークション」の導入を検討する総務省の有識者会議で、大手4社の姿勢の違いが鮮明になっている。NTTドコモの社長が賛成に転じる一方、楽天モバイルの山田善久社長は30日の会合で強い反対意見を表明した。背景には各社の資金力の違いなどがありそうだ。

 30日の会合に出席した楽天モバイルの山田社長は「現段階では、オークション方式に強く反対」と主張した。楽天グループ三木谷浩史会長兼社長が17日に「ドコモなど過剰に利益をあげている企業の寡占化を復活するだけで、最終的にはせっかく下がってきている携帯価格競争を阻害する『愚策』だ」とツイッターで批判を展開しており、グループのトップの意見に沿った発言だった。

 三木谷氏が最大手のドコモの名前を挙げたのは、従来は慎重姿勢だった同社が賛成意見に転じたためだ。井伊基之社長が16日の会合で、「今後の基本的な方式として検討すべきだ」と述べてオークションへの積極姿勢を明確にした。

 現行の割り当ては基地局の整…

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