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部活でプールに飛び込み、胸から下がまひ 町が1億円余の賠償で和解

渡辺純子
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 福岡県筑前町の町立中学校で2019年、水泳部の女子生徒がプールに飛び込んだ時に大けがをして後遺症が残る事故があり、町が生徒側に1億3792万円の賠償金を支払うことで和解した。町が11月29日に発表した。

 町によると、2019年6月、当時中学1年だった生徒が放課後の部活動中、プールに飛び込んだ際に首の骨が折れた。ドクターヘリで病院に搬送されて治療を受けたが、生徒は頸髄(けいずい)を損傷し、現在も胸から下がまひしているという。

 プールは水深1・1メートル、飛び込み台の高さは水面から51センチで、日本水泳連盟の指針より16センチ高かった。顧問の教諭は当時プールにいたが、約30人の部員全体を監視していた。スポーツ庁の通知では、飛び込みの練習は指導者が直接立ちあうことになっていた。

 こうしたことから、町は全面的に過失を認め、賠償金を支払うことを決めた。

 町は来春までに、町内すべての小中学校のプールの飛び込み台の高さを基準にあったものに改修する予定という。(渡辺純子)