宝塚・花組で2年ぶりの新人公演 希波らいと初主演 相手役は美羽愛

宝塚歌劇団

杢田光
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 宝塚大劇場兵庫県宝塚市)で11月30日、花組の新人公演「元禄バロックロック」があった。入団5年目の希波(きなみ)らいとが初主演を果たし、伸びやかな声で堂々と演じきった。

 コロナ禍の影響を受けて、花組での新人公演は2年ぶり。「(中止で)何度も悔しい気持ちを感じていました。本日ようやく皆さまにみていただくことができ、感慨深いです」と晴れやかに話した。

 舞台稽古のとき、主役に当たる照明の強さに驚き「最初は何も見えなくて、センターにいられているのか不安でした」と明かす。

 トップスターの柚香光(ゆずか・れい)からは、「(主役の)クロノスケの核は誠実さ」と教わった。「誠実は言葉では簡単だけれど体現するのは難しい。誠実に演じきれる役者になれるよう頑張りたい」と話した。

 相手役の美羽愛(みはね・あい)は入団4年目。トップ娘役の星風(ほしかぜ)まどかから、歩く所作まで細かくアドバイスをもらった。「キラとして歩く1歩に、何年分ものクロノスケへの思いがつまっている」とかみしめながら、演じきった。

 昨年の「はいからさんが通る」で初ヒロインを務めるはずが、中止になった。ようやく念願の舞台を踏み、「今日という日が迎えられて、夢ではないかと感じました」と余韻を味わっていた。

(最新舞台ニュース)杢田光