作品制作中に火花引火、やけど負った女子大学生死亡 事故原因を調査

中村尚徳
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 栃木県警宇都宮中央署は30日、文星芸術大学(宇都宮市上戸祭4丁目)の美術学部3年、西岡洸(たける)さん(21)が作品制作中にやけどを負い、入院先の病院で死亡したと発表した。署は、大学の安全管理に問題がなかったかなどを調べている。

 署によると、西岡さんは12月22日午後2時ごろ、大学構内の屋外でグラインダーという電動機械で鉄板を切断中、火花が衣服に引火し重いやけどを負った。病院で手当てを受けていたが、やけどに伴う蘇生後脳症で30日午後6時25分ごろ、死亡した。

 大学によると、西岡さんは総合造形専攻。22日は授業はなかったが、大学の許可を得て自主的に立体作品の制作作業をした。引火しにくい作業着や厚手の手袋を身につけるなど、安全対策は取っていたという。大学は事故原因などを調査するため、23日、学内に安全対策調査検討委員会を設けた。(中村尚徳)