「辺野古」は争点じゃない? 国策にあえぐ街、移設以外は重なる2人

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光墨祥吾、福井万穂
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 米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)の移設工事が進む沖縄県名護市の市長選に向けて、前哨戦が始まっている。計画浮上から7回目の選挙で、今回も計画を進める自民側が支援する候補と、反対派の候補との一騎打ちとなる見通しだ。自民党の幹事長など大物政治家が続々と駆けつけ、私たちメディアも「辺野古」をめぐる攻防にどうしても目が向く注目選挙。でも、双方の訴えをよく聞くと、「辺野古」を除けば、大きな違いがないことに気づく。現地を歩くと、市民の素朴な思いを取り込みたいというごく普通の地方選挙の一面も見えてくる。

 立候補を表明しているのは、移設工事を推し進める政権与党の自民、公明が推す現職の渡具知武豊(とぐちたけとよ)市長と、玉城デニー知事や移設反対の政党、団体など「オール沖縄」勢力が支援する新顔の岸本洋平市議。1月16日に告示、23日に投開票される。

 残り1カ月を切り、両氏とも事務所を開設、宣伝カーが市内を回ったり、地域で集会を開いたりと、動きは徐々に活発化している。

意外と似ている?両氏の政策

 辺野古への移設計画について、2人の立場は異なる。でも、そのほかの訴えに耳を傾けると、実は意外と似ていることに気づく。

 渡具知氏が政策集で掲げるの…

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