高木菜那「国内最後のレース」の覚悟 1500で最後の1枠つかむ
スピードスケートの北京五輪代表選考会は31日、長野・エムウェーブで最終日があり、女子1500メートルで高木菜那(日本電産サンキョー)が2位となり、3大会連続の五輪代表を決めた。1位は代表入りが確定していた妹の高木美帆(日体大職)。
女子5000メートルの押切美沙紀(富士急)、男子1万メートルの土屋良輔(メモリード)はいずれも国内最高記録で制し、五輪切符を手にした。
競技終了後、男子7人、女子8人の代表選手が発表された。小平奈緒(相沢病院)は4大会連続の出場で、500メートルで2連覇を目指す。高木美は2連覇がかかる団体追い抜きを含め5種目で出場する。
北京五輪代表の顔ぶれ
▽男子
新浜立也(25)高崎健康福祉大職 500、1000
森重航(21)専大 500、1000
村上右磨(29)高堂建設 500
小島良太(23)エムウェーブ 1000、1500
一戸誠太郎(25)ANA 1500、5000、マス
小田卓朗(29)水戸開研 1500
土屋良輔(27)メモリード 1万、マス(サブ)
▽女子
小平奈緒(35)相沢病院 500、1000
高木美帆(27)日体大職 500、1000、1500、3000、追抜
郷亜里砂(34)イヨテツク 500
佐藤綾乃(25)ANA 1500、3000、マス(サブ)、追抜
高木菜那(29)日本電産サンキョー 1500、マス、追抜
押切美沙紀(29)富士急 5000、追抜
小坂凜(20)三重県スポーツ協会 マス
堀川桃香(18)北海道・白樺学園高 5000
(名前、年齢、所属、出場種目。マスはマススタート、追抜は団体追い抜き、距離はメートル)
高木菜、つかんだ最後の1枠
女子1500メートルの残りの1枠は、高木菜那(日本電産サンキョー)と小平奈緒(相沢病院)の争いになった。平昌五輪では別の種目で金メダルを獲得した2人だ。
高木菜には「これが私が国内…