名画のロケ地、写真でたどる JR京都駅ビルで企画展

大貫聡子
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 往年の名画に登場する府内のロケ地を写真で紹介する「映画と暮らすまち、太秦」展が、京都市下京区のJR京都駅ビル2階インフォメーション前スペースで開かれている。2月13日まで。

 JR西日本や東映京都撮影所、松竹撮影所、地元商店街などが連携し、太秦エリアの観光振興を図ろうと企画した。1920年代から70年代に京都で撮影された19本のロケ地を地図に落とし込み、当時の風景を映画のスチール写真で紹介している。

 京都は1910(明治43)年、横田商会が二条城の近くに撮影所を建設、日本の映画発祥の地とも呼ばれる。23年の関東大震災後には東京の映画会社が太秦に撮影所を移し、昭和に入ると12以上の映画スタジオが集中したため、太秦は「日本のハリウッド」とも呼ばれた。

 東映経営戦略部フェローの山口記弘さんによると、ロケも府内各地でおこなわれていたという。山口さんは、「寺社仏閣や自然に恵まれているので、今も京都は時代劇が撮影しやすい。時代劇は京都の産業と文化の集大成。これを機に古い時代劇をみてほしい」と話している。(大貫聡子)