官房長官「米軍に遺憾の意」 三沢基地所属F16のタンク投棄問題

西村圭史
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 米軍三沢基地青森県三沢市)所属のF16戦闘機が飛行中に燃料タンクを投棄し、民家が点在する同県深浦町役場近くに落ちた問題で、松野博一官房長官は1日午前の記者会見で「米軍に対しては遺憾の意を伝えた」と述べた。

 同基地によると、11月30日夕に戦闘機が飛行中に緊急事態に陥り、二つの燃料タンクを投棄したあと、青森空港青森市)に緊急着陸した。けが人の情報はない。燃料タンクの一つは見つかっていない。

 松野氏は「青森空港にあるF16の早期移動や、燃料タンクを回収する等の対応を速やかにとること、安全管理の徹底、原因究明、実効性のある再発防止等、情報提供等について強く申し入れた」と語った。政府の対応を三村申吾青森県知事や吉田満・深浦町長に説明するため、鬼木誠防衛副大臣が1日に現地を訪れる。

 米軍機をめぐっては、11月23日にも米軍普天間飛行場沖縄県)所属のMV22オスプレイから金属製の水筒が住宅街に落下した事故があり、日本政府は米軍側に再発防止を申し入れている。(西村圭史)