店と寺社が織りなす魅力 新旧ともに栄える京都・新京極商店街

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徳永猛城
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「まだまだ勝手に関西遺産

 京都・新京極商店街には中学校の修学旅行で訪れた。二十数年前のことだが、店の多さにワクワクしたのを覚えている。関西で勤務してからは、あまりの人の多さで歩きにくく、隣の通りに「避難」したこともあった。コロナ禍で訪日客が減った今は、避難せずとも歩きやすいかも。新京極を探ってみた。

 南北550メートルに約140店舗がある新京極商店街は1872(明治5)年の生まれ。東京遷都で京都が廃れていく中、のちの槙村正直知事が、「にぎわいのある通りを造りたい」と、寺町通に集まる寺院の境内に新京極通を通した。東西に延びる三条通と四条通をつないでいる。

 当時の地図を見ると、寄席、演劇などの興行場、すき焼き、ぜんざいなどの店が並んでいる。地元の人から「ハイカラな街だったようだ」と聞いた。昭和になると、かいわいには20ほどの映画館があった。昭和50年代ごろには土産店は約60に上り、修学旅行生でごった返した。

 コロナ禍で閉めた店もあるが…

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