井戸から白骨遺体、妻を逮捕 夫の死亡隠して年金受給の疑い

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 徳島県藍住町の民家敷地内の井戸から11月に男性の白骨遺体が見つかり、徳島県警は1日、この男性の死亡を隠して年金を受給したとして、妻の農業山田民子容疑者(73)=同町矢上=を詐欺の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認め、「夫が死んでいるのは知っていた。死亡届も出していない」と話しているという。

 徳島板野署によると、山田容疑者は、夫の啓夫さんの死亡届を町役場などに提出せず、10月15日に啓夫さんの2カ月分の年金約15万円を銀行口座に振り込ませ、だまし取った疑いがある。

 山田容疑者は啓夫さんと40代の長男の3人暮らし。11月19日に町役場から「啓夫さんと長期間連絡が取れない」と署に相談があり、自宅を訪れた署員が深さ約5メートルの井戸から白骨遺体を発見。DNA鑑定などで啓夫さんと特定した。

 啓夫さんは生きていれば74歳だが、死後数年経っているとみられる。県警が死因などを調べている。