鯨料理を家庭でも楽しんで 下関商業高校で調理・試食会

水田道雄
[PR]

 商業捕鯨が2019年に再開したことに伴い、家庭でも鯨料理を楽しんでもらおうという調理、試食会が1日、山口県下関市の下関商業高校であった。

 鯨食の普及啓発を目的に今年6月に官民で設立された「しものせき鯨食復活プロモーション」が企画。地域食材を使った料理のレシピを考案するなどの活動をする同校商業研究部の生徒6人が、ニタリクジラの肉を使って竜田揚げや唐揚げなどの料理作りに挑んだ。

 ノルウェー風の「オーロラ煮」は塩こしょう、あるいはニンニクをまぶし、ケチャップとオイスターソースをかけて炒める。臭みもなく、軟らかくした牛肉を味わう感覚だ。

 この日参加した市立大学の学生3人が今後、調理の様子などをSNSで発信するほか、商業研究部の生徒が、学校の食堂のメニューにも加えてもらえるよう要望するという。

 部長の難波江葵さん(2年)は「小中学校の給食で鯨の竜田揚げを食べたことはあるが、家で鯨料理を作ったことはない。軟らかくておいしかった。家庭料理として広めていきたい」と話した。(水田道雄)