なまはげ「泣く子はいねぇが~」戦後から? コロナでも変わらぬ存在

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聞き手・三浦英之
【動画】コロナ禍で「なまはげ」にも変化=三浦英之撮影
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 秋田を代表する冬の伝統行事・なまはげ。新型コロナウイルスの感染拡大で全国の伝統行事が制約を受けるなか、なまはげはコロナでどのような影響を受け、今後の開催はどうするか。観光イベント「なまはげ柴灯(せど)まつり」が開かれる真山神社の宮司であり、男鹿市観光協会の会長でもある武内信彦さん(70)に聞いた。

 ――男鹿半島に伝わるなまはげは、どのような伝統行事ですか?

 「なまはげは山の神様で、山から下りてきて、地元の人々の悪事や災難を追い払い、『みんなが健康で一生懸命働くことで、良い年になるんだよ』と知らせてくれる、ありがたい神様と伝えられています」

 ――鬼ではない?

 「そうですね。形相は鬼のようですけれど、ここでは山から下りてくる神様ととらえています」

あの有名なせりふの歴史や、コロナがなまはげに与えた影響などを語ります。

 ――いつごろから始まったものですか?

 「これが難しい。最初に文献に出てくるのが、江戸時代に書かれたもので、以前から行われていたものを記録として残していますから、それ以前からあったことになります。真山神社では『農耕周期の折り目の行事』ということで、男鹿半島で農耕が始まった弥生時代からということにしています」

 ――行われる時期は?

 「大正時代までは、旧暦の小…

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